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…真白さんとお別れしました。
……寂しいですけど、真白さんが決めたことですから止める事は出来ません。
…これは、その真白さんとお別れした後の出来事です。
……出来事と言っても、淡々としたものですからつまらないかもしれませんね。
…今回は一人称です。…それが苦手な方は見ない事をお勧めします。
……ついでに、文章も表現も雑です。
…それでも、見てもいいと思った方は続きをどうぞ?
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初めて会った時は、カッコイイ人だと思った。
学年が一つしか違わないのに何だか大人びてて、でもなんとなくだるそうな感じがして…。
話していると意外と面倒見がいい人だと気が付いた。
面倒くさいと言いつつも何だかんだで手伝ってくれてたりしてくれて…。
そして、日が経つにつれて大きな樹に色々な方たちが来てくれて、凄く賑やかになっていった。
私が大きな樹で一人だった頃とはとても想像が付かないほどに…。
カラオケ大会、クリスマス、お正月、バレンタイン…。
どれも嬉しくて、楽しくて、忘れることの出来ない思い出。
でも、やっぱり大きな樹から去る方も居るわけで…。
まるで入ってきた時と逆の様に、ファルケンさん、桂一さんが離れていってしまいました。
それでも、この大きな樹から去るだけで、学園にはいるという事が分かっているから…まだ大丈夫だったのに…。
真白さんだけは……。
お別れの時、凄く泣いてしまいました。
最初は何を言ったのか分からないほど動揺して、理解できた途端に涙が溢れて…。
本当は、凄くわがままだと思いますけど……「行かないでください」って叫びたかった。
そうすれば、真白さんがしょうがないって苦笑いして戻って来てくれるかもって思いました。
いっそ、言ってやろうと思って口を開きかけた時、真白さんが…今まで楽しかった、アリガトって…。
そんな言葉を言われたら、もう言うことは決まってしまいます。
「…私も、楽しかったですよ」
他にも何か言えばいいのに、言葉がつかえてこれだけしか言えない。
笑顔で言ってみたけど、上手に出来ているかもわからない。
それでも、悲しそうな顔はしたくなかった。
泣いていても、私は笑顔でお別れをしたかった。
また、いつか…どこかで…。
心の底では会えないかもと思っていても、口にだしてその不安を押し込めた。
結局、私は涙で目が霞んでいて、最後の最後で真白さんの顔を良く見られずにお別れをした。
それが……唯一の心残り。
それから、真白さんは大きな樹からも、そして学園からもいなくなった。
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……一応、続きます。
…続きはまた後日載せたいと思いますので…。
……それでは、失礼します(ぺこり)
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